漢字つぶやき21~虫歯が痛んでいる時の笑い~
虫歯が痛んで憂鬱な時のような感じで笑うことを「齲歯笑」(くししょう)というらしい
美人とされた後漢梁驥の妻である孫寿は独特の媚態を演出できた。
その媚態とは「愁眉」を施し「折腰歩」で歩きそして「齲歯笑」で笑うことだった
愁眉ー 眉を細くくねくねと描くこと
折腰歩ー 足、体の下にあらず
著者によるとモンローウォークのような歩きぶりか・・・と書いてあります
そして彼女の姿態がなんと首都洛陽の女性たちの間に大流行したということです
ーこのお話は「漢字のいい話」(阿辻哲次著)の本で知りました
(その他面白いお話が盛りだくさんです)
~ここからは私の感想を~
それにしても、この「齲歯笑」という笑いはどんな感じの笑い方なんだろうと自分なりに考えてみました
虫歯が痛むときにも笑顔を作ることを惜しまないほど常に周りの視線を浴びてしまう方ということか・・
そして、いつも歯を食いしばって緊張しているとすれば虫歯があることでその緊張が緩むので口元が自然な感じの美人になるのであろうか・・
などと勝手に考えるのですが、その昔、今と違って虫歯は治療が難しかったとすれば、時代的な表現もあるのかもしれないと思うのでした
by rakkasei1964 | 2024-06-07 21:16 | 漢字つぶやき | Comments(0)

